2022/1/12
|
|
料理の話 |
|
こんにちわ、NIKO、Fです。 新年を迎えてからはや二週間!! 年を取ると月日の流れが無茶苦茶速くなります。 子どものころは、 徒歩で1時間くらいかけて友達の家(5キロくらいでしょうか) に遊びに行っていました。 それが、自転車に乗るようになると、わずか20分。 さらにさらに・・・ 車の免許をとると、たった5分程度。 成長とともに、移動時間は速くなってきましたが、 それと同じように、月日の流れも速くなってきたことを 痛感!しています。 年齢という時の流れを移動手段に例えるならば、 徒歩⇒からの 自転車⇒からの 自動車 という感じですね。 車にしても、初めて買ったカローラから、 徐々にステップアップして、 スカイラインで、速さを求めるのはひと段落しました。 (実生活の話です) ところが時の流れはひと段落というわけにはいきません。 今では GT-Rも真っ青! というくらいのスピードで流れていってます(笑) 『人は生まれた瞬間から、 一歩一歩確実に、 その日に向かって歩んでいるのです』 と、誰かが言っていましたが、 だからこそ今が充実した日々であるようにと、 もがいて、もとい 頑張っているのですね。 その意味では、やや老人に近い(そのものだろ!)私でも、 中学生でも、何ら変わりはございません。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 今週末の大学入試共通テストから、 いよいよ本格的な受験シーズン突入です。 教え子たちの状況を、 又はご自身や親せきのお子様たちの動向を、 固唾をのんで見守っている、 見守るしかない、そんなもどかしい季節になりました。 コロナ禍は相変わらずですし、 世の中かなり騒がしくもなっておりますが、 受験生に限らず、皆様の周りのお一人お一人が、 この難局を無事乗り越えられることを、 心よりお祈り申し上げます。 周りの人以外? (しまった) 訂正、全ての方が 日本中のすべての、いいえ、 全世界の人々が、 地球に暮らすすべての生き物が、 ・・・きりがないのでここら辺にしておきます・・・ 皆幸せに暮らせますよう、 微・微・微・微・微力ながら 私も務めてまいりますので、 どうぞよろしくお願い申し上げます。 ということで、前振りが長くなりましたが、 ここからが本題。 【料理】でございます。 実は私、結構料理好きでして、 こういうと元同僚なんかは 「ありえねー!」と、叫びだすか、 「またまたそんなこと言って」と、ほら吹き扱いされるか、 なんでしょうけれども、 さかのぼれば少年時代、 共働きの家庭で育った私は、 おばあちゃんの料理で育ちました。 で、そうすると、こんな感じで、 (○○中学校美術部提供) なのですが・・・・・ なんてったってアイドル(古っ)の世代にとっては、 正直物足りなかったのですね。 かといって、生来気の弱い(ギロッ!) ものですから、まさか 「もっと若者向けの、食わせろよ!」なんて おばあちゃんにはとてもとても言えず(本当です) 考えた末に 「おばあちゃん、たまには僕が作ったゲルよ」 「いいからいいから」(黙って座ってろ・・・とは言いません) 「相撲でも見ててよ」 「大丈夫だからね」 かわいい孫に怪我でもさせては大変と、 未練たっぷりの優しい祖母を押しのけて、 油分こてこての、 超ボリューミーな料理を作ってました。 ちなみに、 「ヒレソテーベーコン巻」 「ジャワカレー辛口ロースかつ添え」 「ビーフシチューいんげん乗せ」 「フライパン丸ごとハンバーグ」 あたりが定番で (これ、本当です) 「超厚焼き玉子 中身トロトロ」(今でいうオムレツですか) 「シャウエッセン焼いただけ10本」 「ほうれん草のお浸し 一人3束」 等という珍料理?まで 今思えば涙が出ますが・・・ そんな無茶苦茶な(お年寄りにとっては)料理を、 「おいしいわ。ほんまに料理上手やねえ」 と言って残さず食べてくれていた祖母に 本当に感謝しております。 そのおかげで、 特に料理に抵抗もなく、 面倒くさいと思うこともなく、 今日まで生きてまいりました(笑) ここで、「あの前振りは何?」 と突っ込みたくなったあなた、 「急いては事を仕損じる」とも申します。 黙って聞け!とは申しませんので、今しばらくお付き合いください。 最近よく作るのが、 「ローストビーフ」というお料理。 オーブンを買ったばかりのころは こまめに時間をチェックしながら、 肉汁やらソースやらをかけながら結構長い時間 オーブンにへばりついておりました。 で、得意げに食卓に並べ、 いざ実食!となりますと・・・ 正直、思いとは程遠いお味になってしまうのです。 何が、どこが違うのでしょう? 試行錯誤を繰り返すこと約十年!!! 別に帝国ホテルのディナーコースや、 リッツカールトンのシェフおすすめコース (実際にあるかどうかは知りません。悪しからず) の味を求めているのではありません。 そもそもそんなところで食事したことなんてありませんから。 そうじゃなくて、何と言いますか、 素材の特長と、調味料の組み合わせ、 火加減などの状況から導き出される「味」というもの・・・ その「イメージ」が、結果にうまく結びつかないのですね。 で、とうとう諦めまして、 お手軽レシピ(マルナカ推奨)なるもので、 ささっと済ますようになりました。 そこで感じたこと・・・ 『手間をかけても味はたいして変わらん』(涙) ところが、大いに変わったところがございます。 何が?というと、 手間をかけない分、時間に余裕が生まれて、 料理する片っ端から、洗い物ができるようになったのですね。 オーブンにへばりつく必要がなくなったものですから、 その間に副菜を作り、 洗い物を片付け、 デザートを作る余裕まで生まれてきました。 〇自分のイメージ通りの結果を生まない作業に 〇不必要な努力を重ね 〇ある意味諦めてしまってから 〇その無駄に気がつく 簡単にまとめると、こんな感じですかね。 これ、ストレートに受け止めないでいただきたいのですが、 私が言いたいことは、 「諦めたから、無駄というものに気づくことができた」 ということです。 つまり、10年もの間の無駄と思える努力を重ねてきて初めて、 「諦める決心がついた」ということなのです。 物事に、真正面から取り組み、 愚直に努力を積み重ねる 結果失敗に終わっても、うまくいかなくても、 何かしら得るものは必ずあるということです。 皆様の生活の場面で、 お仕事の上で、 その他まさに今、生きている最中の諸々のシーンで、 そういうことはございませんか? ついでというと恐縮ですが・・・ 受験という戦い(自分との?)真っ只中の子供たちについても 同じ事があてはまると思うのですが。 特に今の時代、 学歴だけじゃあ生きていけません。 極端な話、学歴がものを言う時代はとっくに終わっています。 逆に言うと、 一度や二度の失敗なんて、いくらでもリカバリーするチャンスはあります。 ただ、そのためには・・・・・ 〇(諦めがつくほどまでに)愚直に努力を重ねること 〇そんな自分を、嫌いにならずに、 〇次のことへ歩みだすこと このあたりが必須なのではないでしょうか? 結果は出さなければなりません。 そのためにそれぞれの立場で努力するしかないのですが、 これらの三つの〇を、教えるための手段が、 受験勉強というものでありたい、 と、私は思っております。 (あくまで私見です。悪しからず) どうです?前振りにつながったではありませんか? 急いては事を・・・(しつこい) なんとなく苦し紛れに 話をくっつけた感があるかもしれませんが(ギクッ) とにかく、 時間なんて無限にある、と感じている世代の方々、 目の前のこと(全力チャリ漕ぎ?)に必死で、 時間を感じる余裕すらないという世代の方々 なんとなく自動車に乗って走りだした という風に感じ始めた世代の方々 実生活では買えないけれど、 まさにGT-Rで急加速!と実感している世代の方々 どなたにとっても、 いまを愚直に、結果だけではなく、 そこから大切なものを得られるということを 自分を信じて、 一日一日を歩んでゆく それこそが大切だとは思いませんか? ちなみに落ちですが・・・ 義父からいい感じのお刺身包丁をプレゼントしていただき、 そんなにいいタイミングでお魚が釣れるわけでもないので、 とりあえずローストビーフを切ってみたところ、 なんと、なんと、 イメージ通りの味になっていたのですよ。 要するに、違和感の正体は、 切るのがへたくそ!! または、包丁がヘタレ!!! というところにあったのでしょうね。 そんなこととはつゆ知らず・・・ 時分ではPOINTを抑えたつもりで (材料や火加減、時間や調味料、更新料など) 考えられるすべての分野で、 必死で試行錯誤をしておりました。 まさか包丁なんて、 切り方はともかく、切れ味なんて まったく気にも留めずに、 普通にやり過ごしてました! プロの料理人さんに尋ねたところ、
どの食材であれ、 包丁の切れ味が、料理の味を左右するのは 当たり前のことなのだそうです。 普段何気なく使っている、 当たり前にそこにあるもの、 大切なものは、 案外そんなところにあるのかもしれませんね。 ♪ 「なんでもないようなこと」 が 「大切だった」 と思う・・・ ♪ (えっ?「幸せだった」でしたっけ) どなたかの歌にもございましたが、 努力をするときには、 視野を広く持ち (人の意見も参考に) 独りよがりはやめて、 幅広く物事を考えましょう というお話でした。 ところで、こんな私のような者の、 たわいもないたわごとでさえも、 時には核心に触れることが・・・・ 実は、あるかもしれません。 いや本当に、あるかもしれませんよ。 ということですので、 「スクールサポートクラブとくしま」 (騙されたと思って) ご利用してみてくださいませ。 ぜひっ! おあとがよろしいようで(笑) |
|